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●≪解説≫ 

 
 五人の子育てを通して考えさせられたのが「いかに実相を拝む」かということです。このことを本当の意味で教えてくれたのが、五女でした。半年もの間、保育器に入っておりましたので、毎日のように凍らせた母乳を私が運んでいました。その当時、勤務していた釧路教化部と我が家は片道100kmの距離がありました。しかし、入院した病院が釧路にありましたので、通勤途中に病院に寄ることができたのは幸いでした。

  私の手の平に乗るほどの小さな身体で生まれた五女は、触れることすら怖いほどでした。しかし、この子の生命力を信じ、担当医と最新医療にお任せしました。私はただひたすら五女の完全円満な姿を拝みました。元気になって欲しいとか、無事大きくなって欲しいとかという目先の事よりも、ひたすらに「実相」の完全円満な姿を祈りました。

  入院中、五女は目に異常が見られたときもありましたが、赤血球の数値も下がり、結果的には輸血を一回五女と孫しただけで退院する事が出来ました。その後、五女はスクスクと育ち、 今春からは小学校に元気に通っています。また現在は、自転車に乗る練習を一所懸命にしており、もうすぐ乗れそうだということです。今にして思えば、五女の問題を通して、家族が それまで以上に一つになったように感じています。

  さて、生長の家では「人間は神の子であり、無限力がある」と説きます。五女の生命力も無限力の一つのあらわれです。
  生長の家創始者・谷口雅春先生は『新版 女性の幸福365章』の346頁に「“無限の可能性”を信じさせること」と題して次のようにお説きくださっています。

 《 あなたの子供に劣等感を懐(いだ)かせてはならない。あなたが子供に余り欠点ばかりを指摘すると、ついに劣等感をいだくにいたる。また余り賞(ほ)めすぎてもいけない。既に自分の現状が完全だなどと思い上らせてはいけない。子供には「無限の可能性」があることを知らすことによって自信をもたせ、而もその「無限の可能性」は勤勉と努力とによって現実化し得るものであることを知らせねばならない。 (中略) 「無限の可能性」は努力によって実現すること。甘く見てはならないこと。或る条件でその可能性が実現しない事があっても、機会は無限にあることを知らさねばならない。 》

 これからも五人の子供達の「無限の可能性」を信じ、親としてその可能性を引き出すお手伝いをさせて頂くという気持ちで接していきたいと思っています。

                                                         (平成21年5月31日記)

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