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●≪解説≫ 

 私は、結婚して4年目に妻が待望の妊娠をしましたが、せっかく授かったにもかかわらず、流産してしまうという苦い経験があります。

 なかなか子供が授からなかった私たちは、色々と悩み、神様やご先祖様にお願いし、そのお陰で授かった子供でしたが、妊娠中に些細なことで夫婦喧嘩をしてまったことがあり、それが直接の原因かどうかはわかりませんが、残念なことに流産をしてしまいました。

 最近では、医療技術も進歩して、胎内にいる赤ちゃんの表情がエコー(超音波診断装置)などで鮮明にわかるようになり、お母さんの気持ちが安定して、楽しい気持ちでいる時は、おなかの中の赤ちゃんもニコッリ笑っているようです。

 胎教はその子の成長に大きく影響すると言われておりますが、当時の私達夫婦は、そのことをあまり重要とは思っていませんでした。私たちはこの出来事を経験したことで、夫婦のあり方というものを真剣に考えるようになり、夫婦が仲良くしていることこそが子供にとって特に重要であることを学びました。

 生長の家総裁・谷口清超先生は、ご著書『父と母のために』(P99)の中で、次のようにお説きくださっています。

《夫婦の仲が悪くて喧嘩ばかりしている家庭か、それとも夫婦調和している家庭かどうかで、子供たちの様子はすっかり変わります。子供の幸福は、夫婦の仲の良い生活を抜きにして考えることはできません。だからどうしてもお父さんお母さん方は、幸福な仲のよい生活を送る責任があるのです》 

 父母に感謝し、先祖に感謝し、そして夫婦互いに感謝し合うことが、家庭教育の基本であり、調和した家庭においては、子供は安心して育つということを知る事が出来ました。

 また、生長の家創始者・谷口雅春先生はご著書『人生を支配する先祖供養』の中で、《自然流産児は高級霊である》とお説きくださっています。流産した子供は、私たち夫婦に調和や感謝の心が大切であることを教えてくれた高級霊であったと思います。

 心を合わせ、全てに感謝する生活を実践する努力をしておりますと、翌年には再び待望の子供を授かることができました。前回の教訓から胎教には十分注意をして生長の家の真理をお腹の子供に語りかけたり、生長の家の聖経『真理の吟唱』のカセットテープやクラッシク音楽を聞かせたりして、良い環境づくりに気を配りました。そして無事、元気な男の子(長男)が誕生しました。

 長男は小学1年生から毎年、青少年練成会を受ける等、生長の家の真理を学んでくれるようになり、とても前向きで楽天的で積極的な性格の子供になりました。今では2人の妹たちの良き手本ともなってくれており、親である私達夫婦があれこれと教えなくても、子供同士で学び合っている姿を見るとき、父親である私は何よりの喜びを感じています。

(平成19年3月12日) 

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