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●解説>>
◆讃嘆の言葉は人々を勇気づける
生長の家総裁・谷口清超先生監修『人生の扉を開く《第2集》』(日本教文社刊)の「その人の光明面のみを観るのが“愛”である」(68頁)には、次のように説かれています。
≪
愛の言葉、讃嘆の言葉は人々を勇気づける。光明面のみを見よ。あなたの良人の、あなたの子供の美点のみを見て、たとえその美点が今小さくとも、それを言葉にて讃嘆し、心にて尊敬せよ。美点はだんだん拡大され、全ての欠点を消してしまう偉大なる光明にまで発展するのである
≫
先に紹介しましたように、最初は自分の食器だけを片づけていた次男が、家族全員の分まで片づけるようになったのは、私の「愛の言葉」「讃嘆の言葉」によって、美点がだんだん拡大した結果だと思います。
生長の家では、「人間は神の子で、その本質は神性そのものである」と説きます。そして、その神性は、認めた程度に従って、より一層現れてきます。つまり、親である私たちが子供の美点を褒めることで、子供は自信を深め、「もっと神の子らしい生活をしよう。人のお役に立とう。親を喜ばせよう」という明るい生き方をするようになるのです。
さらに、どんな暗い部屋でも、電気を点ければ一瞬にして闇は消え去るのと同様に、闇は光の前で無力ですから、美点(光)が拡大されると、欠点(闇)は消えるほかはありません。たとえ今、目の前にいる子供に欠点があったとしても、長所(美点)を認めて伸ばしていけば、それを矯正しようと力まないでも、自然に短所(欠点)は消えていくというわけです。
◆ “いいとこ見つけ”で生徒が生き生きと
私は昨年2月、読売新聞社がインターネット上に開設している『YOMIURI ONLINE』というニュースサイトで、「若手校長 授業を変えた」という興味深い見出しの記事を見つけました。
その記事によると、大阪府枚方市立楠葉(くずは)西中学校は、以前はいわゆる荒れた学校だったそうです。ところが、同校に赴任してきた岩谷誠・校長が、生徒の美点を見つけて讃嘆する “いいとこ見つけ”という取り組みを提唱しました。まずご自身が、「放課後、自分のクラスを丁寧に掃除したり、部活動で熱心に指導をしたりしている教員を見つけては、同僚がいる前でさりげなく披露し、褒めるよう努めた」ところ、教師が、授業中に生徒が発表した内容をほかの生徒に褒めさせたり、授業が終わると生徒に「振り返りシート」に自分と友達のよかった点を書かせるなど、さまざまな工夫を凝らして、学校ぐるみで褒め合う取り組みをするようになりました。
同校のある教師は、「生徒は生き生きしている」と語っていたのが印象的でした。
讃嘆の力は、誠にも偉大ですね!
(平成20年4月4日記)
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