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近況: 我が家には、卵からふ化させ15年を迎えるニワトリと8歳になる犬がいます。命の大切さを娘に教えるつもりが、今や家族のような連帯感を感じています。

         

●≪解説≫ 

 
私は今回の体験から、父親であり夫である私の心が知らず知らずに傾むくと家族全体の心も傾く事を学びました。妻と子供の血が繋がっていないということを私が知らず知らず意識して、それに対抗した努力をしている間は妻と娘の関係は良くならなかったのです。このことについて生長の家総裁谷口清超先生は次のようにお示しくださっております。

 <<ところが多くの人々は、肉体のつながりが親子関係だと思っている。するとどういうことになるかというと、「自分の産んだ子でないと子供ではない」という考え方になります。つまり実子とそうでない養子、養女、継子、婿、嫁などとの間には大変な相違が出来てしまいます。こうして本当の子以外は「他人である」という感覚から、多くのトラブルもでてくるし、正しい教育も難しくなるという結果になるのです。しかし本当の人間は「肉体そのもの」ではない。肉体が死滅しても、永遠に生き続けるのです。ということは肉体は影であり、仮相であって、実相ではないと言うことですから、「肉体的に自分が生んでいないと吾が子ではない」と言う筈はないでしょう。(中略)本当の親子関係は「魂の親子」関係なのです。>>
             谷口清超先生著『父と母のために』42頁

つまり私は妻と娘が「魂の親子」であることを先ず素直に認めることが大切だったのです。認めるものは自然と現れてくるのです。ですから妻や子供の切なる思いを正面から受け止めたとき、何があっても二人を愛し、素晴らしい面を見つけていこうと思いました。そのためには物事を明るく受け止め、夫婦がお互いの立場を理解し、感謝し合う心が大切だと思い、妻と接していきました。私が妻を信じ切り、娘と既に魂の親子であると思えた時、娘と妻は本当の親子となりました。

 さて「生長の家なんてクソ食らえよ」と言った妻でしたが、どんなに忙しく疲れていても生長の家の行事に出かける時には妙に楽しそうな私を見て、「主人はどうしてあんなに楽しそうに嬉しそうに生長の家の活動をしているんだろう。もしかしたら本当に素晴らしいのかも知れない、私も生長の家で救われるかもしれない。」と思ったそうです。そして、私には内緒で生長の家を 徐々に学んでいてくれました。妻は生長の家の講演会や誌友会等の行事に参加しました。すると参加するごとに活き活きした表情で帰宅し、いつの間にか人のお世話をするお役を頂いてきました。そして数年後にはなんと地方講師として活躍し始めました。

 あのとき5歳だった娘は今年で23歳を迎えます。幼い頃から生長の家の行事に参加した彼女は、生長の家養心女子学園で1年間勉強したあと、現在就職し札幌にいます。今月から転勤で東京に住み始めた私たち夫婦と離れ、一人立ちとなり張り切っているようです。
 
                                                     (平成17年5月27日記)

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