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●≪解説≫
私の参加していた子供会は幼児から大学生までで構成された年齢層の幅広い子供会でした。その中で大きな子は小さな子のお世話をしながら活動し、何か問題があれば子供達は子供達同志で考え、父母は父母同志で話し合い、考え、お互いに悩みながら解決の道へと進んでいきました。
親からすると他人の子供の方が褒めやすかったり、自分の子供の方が叱りやすかったりします。そんな接し方を子供会でしていると、ある時娘から、こう言われました。
「お父さんは、子供会ではよその子に優しいのに、どうして家ではこわいの?」
痛いところをつかれた私は、それから家庭でも優しく子供に接するように心がけました。
子供の教育は学校と家庭だけでおこなわれると考えがちですが、地域社会でもそれができるのです。なぜなら家庭や学校で教えられないものが地域の活動により教えられるからです。例えば親が子供にいちいち教えなくても、子供同士で互いに協力し合ったり話し合ったり、上級生が下級生を指導したりすることで上下関係や横のつながりを学んでいくことなどです。私の娘は一人っ子でしたので、兄弟で分け合うこと、協力仕合う事等を学ぶことは私の家庭では体験できませんでした。娘は子供会で活動する中で家庭や学校で学べなかった大切な人間関係を体験させてもらいました。
ある時は夫婦関係、親子関係で悩んでいる親御さんから相談を受けることもありました。そんな時は、生長の家の教えをお伝えし誌友会にお誘いしたり、普及誌や聖典を差し上げました。今なら、その地域に相愛会の「父親教室」があればよかったと思うこのごろです。
数年前、向かい側の通りから、「おじさーん」と身長180p以上もある青年から声をかけられました。その子は当時子供会にきていたやんちゃ坊主でした。なんだかとても嬉しかったです。
最後に生長の家総裁谷口清超先生は次のようにご文章を紹介させていただきます。
<<とにかく子供にとって父母は、世間一般の人びととは違う立場にある大切な教育者なのだ。それは口先で押しつける教育ではなく、父母の行動で子供に「自然に伝える」というすばらしい形で教えるのだ。だから「夫婦の調和」と「感謝の姿」「さんたんし合う 姿」が、子供の心には強く「人間の本心」たる「神性・仏性」を自覺させてくれるのである。>>
『いのちが悦ぶ生活』99頁
皆さんも、是非地域活動に参加してみて下さい。
(平成17年7月1日記) |