「三子の魂百まで」という言葉がありますが、子供は親の性格や行為をスポンジの様に吸収します。
あるお母さんが相談に来ました。「うちの子供はせっかちで、落ち着きが無くて困るんです」
しかし、そのように話すお母さんを見ていると、何かそわそわしてるのです。子供は親の心をそのまま映し出す鏡だなぁ、とつくづく思いました。お母さんに原因があるのに、「落ち着きがない」と注意されている子供こそいい迷惑です。
また、「幼稚園に通っている友達の中に、馬鹿とか死ねとか、好ましくない言動をする子がいて、困っている」とか、「評判の良くない先生が担任になったが、悪い影響を受けはしまいか」という様な相談を受けることがあります。
皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。私は次のように応えています。「どのような友達よりも、先生よりも、環境よりも、あなた以上にお子さんに影響を与えることの出来る存在はありません。誰かから悪い影響を受けるのではないかと心配するより、それに倍する素晴らしい影響を与えていれば大丈夫ですよ」と。
「孟母の三遷」といって、孟子の母親は、子供を立派に育てる為に良い環境を求めて3回も引っ越しをしたという逸話があります。しかし、親が自分の心のあり方や生活を正していけば、わざわざ三遷する必要はないのです。親が普段からどんな思いを持ち、どんな言葉を子供に投げかけるかとうことが重要なのではないでしょうか。