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子供にとって第一に勉強ができることが大切だと考える親が多いのかも知れませんが、私は勉強が出来る子になるよりも、手伝いが出来る子になって貰いたいと思っています。
我が家では、昨年小学校一年になった上の娘に手伝いをするように教え始めました。しかし最初は失敗続きでした。冬に窓の結露を拭く手伝いをやらせてみましたが、あんまり楽しくなさそうで続きませんでした。次に幼稚園の時にやりたがっていた洗濯物を洗濯機に入れ、洗剤を入れる事をやらせましたが、これも冬の寒さに負けて続きませんでした。
そして先月から、2年生になった娘と一緒に近所でゴミ拾いを始めました。
「これからお父さんと一緒にゴミを拾おうか」
と娘に声をかけたところ、たぶん本人は何も考えずに
「うん」
と返事をして私についてきました。
私と娘がゴミ袋と小さな火ばさみを手に、自宅から歩いて3分くらいの最寄り駅までの人通りの少し多い道路を掃除することにしました。東京にはカラスがやたら多いので、ゴミ袋が荒らされ、道ばたに小さなくずが結構散らかっているのです。またポイ捨てのたばこや空き缶も捨てられています。そのような小さなゴミを私と娘が火ばさみで腰をかがめて拾っていました。すると通行する人達が大変喜んで、ナント沢山の褒め言葉を娘にかけてくれるのです。
「あなた、偉いね〜。ありがとう!」
「今どき、こんな子見たことがないわ。あなたはきっと立派な人になるわよ」
と、声をかけてくれる人は、おじさん、おばさん、中学生のお兄ちゃん・・・様々な方が足を止め、それぞれ色々な言葉で褒めてくれました。私は、町の人達の温かい心に本当に感動しました。

娘は恥ずかしそうに照れながらも、大変喜びまして、毎週のゴミ拾いを楽しみにするようになりました。通りが美しくなるのは勿論ですが、町の人達も喜んでくれ、娘も誉められて喜び、私もとても心が清々しくなりました。ちなみに、私も一緒にゴミを拾っているのですが、私の方にはあまり感謝の言葉をいただけません(笑)。
さて父親としての重要な役目は、子供の安全を守ることです。歩きタバコの危険や、自動車の往来、最近は不審者が出没することもありますから、ゴミ拾いをする我が子を常に見守りながら、自分も黙々とゴミを拾うのが良いようであります。
ゴミ拾いは現在も毎週、私の休日(木曜日)にあわせて大体16:30〜17:00の30分位娘と共に楽しく行っています。
(平成17年7月26日記)
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