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●解説>>
PTAの役に就く前に、面倒なことがあるのではないか、やり方が分からないと躊躇している方もいるかも知れません。そんな難しいことは何もありません。私はPTAのお役を引き受けてから、子ども達が互いに仲良く協力し助け合っている姿や、夢や希望に向かって邁進している姿を心に描くようにしました。すると、色々な企画が次々と浮かんできたのです。
例えば、心と心を結ぶ「朝の声かけ運動」や、自然を大切にする「環境保全活動」など。これらの運動は、子ども達の心に“思いやり”の心を育むことになり、また地域ぐるみで取り組むと“思いやり”のある地域社会にと変わってきました。その結果、学校間の連絡も密になり、学校と地域、そして家庭がお互いに立場を尊重し合い、信頼関係が生まれてきたのです。このことを私はPTA活動に取り組む中で学ぶことができました。ですから、父親の皆さん、是非PTA活動に加わってみてください。
また、学校や家庭で起きる不祥事を、それは学校がちゃんと生徒を教育してないからだとか、家庭の教育がなっていないからだと切り捨てるのではなく、一切の出来事をPTA会長として自己の責任において、自分の問題として捉えて行くことの大切さも学びました。このように一切を自己の問題としてみたとき、解決しない問題などありませんでした。
生長の家総裁・谷口清超先生はご著書『伸びゆく日々の言葉』の中で次のように示されている。
《あなたが本当に自由であり、思い通りになる人生を送りたいならば、先ず自分の周囲に起こる一切の責任が「自分自身にある」ことを確認しなければならない。もしその責任が他人にあるならば、あなたは他人に、あなたの支配権を委ねているのである。》
(259頁 一切の責任者)
かつて私は、子供の教育について家内に任せ切りでありました。
「父親は外で働き稼いでくるもの、母親は家で子育てを行うもの」
こういった考えを持っていましたので、家内には、きっと私の姿は、子供の成長には関心のない、見てるだけの亭主に映っていたと思います。決して関心が無いのではないのですが、積極的に関わりを持つということが無かったのです。
私がPTAお役を引き受けたのは、今まで無関心であった子育てを反省し、父親としての役割を演じ始める第一歩であったと思っています。
(平成16年8月27日記) |