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近況:

●解説>>

 真理をわがものとするには、「真理の行動化、生活化が大切」であるということは、聖典を読んで昔から知っていましたし、講師として出講する際にもよく話していました。

 しかし、本当に真理がわがものとなっているのか、先輩の言葉は私にそのことを考えさせてくれたのでした。

 生長の家は“釈迦、キリストの教えを完成する教え”と言われます。その理由の一つは、谷口雅春先生ご夫妻、谷口清超先生ご夫妻、谷口雅宣先生ご夫妻が、家庭を築かれ、日々の生活を営まれつつ聖道を歩まれ、そこから父として母として、夫として妻として、子としての生きる道を具体的に示してくださっているからだと思います(お釈迦様は家庭を棄てて出家され、イエス・キリスト様は家庭を持たれませんでした)。

 「自分は人類光明化運動に頑張っているのだから、子育て等、家のことは家内の仕事」と考えていた私の信仰は、全く片手落ちの生半可な信仰であったと猛省した次第です。

 そこで父として家庭の中で真理をどう生きるのかと真剣に考えました。そして“目に見えない大いなる力”に感謝の祈りを捧げる姿を子供達に示すことが大切だという結論に至りました。

 それからは毎朝、家族の中で一番早く起きて、神前にて神想観を実修し、仏前にて聖経を読誦し、家族の生命の実相を礼拝することが日課になりました(時折寝坊もしますが…)。

 また、食事の前に「食事の時のお祈り」を唱えようと提案したきっかけは、日常生活で行っている行為の意義を知ることが、その行為の目的を明確にすることになると考えるからです。

 例えば、食事の意義を知らなければ、肉体を維持するためとか食欲を満足させるためだけに食事を採ることになりますが、祈りの言葉・・「このお食事はみな神様から与えられ、父母の愛を通して、わたし達がすこやかに成長するために与えられたものであります」「これをおいしく食べて毎日一層すこやかに、一層“神の子”らしく立派に成長して行きます」を唱えることにより、食事の目的が明確になり、感謝の気持ちに満たされてありがたくいただくことになります。

 さて、「子供は親の言うことは聞かないが、親のすることはよく真似る」と言います。子供達の言動を見ていると本当にそうだと実感します。しかも余り真似てほしくないところをよく真似ているので冷や汗ものです。

 『生命の實相』には、子供によき性質、よき習慣を身に付けさせるための秘訣が、次のように説かれています。

「子供はその本然の性質として模倣する性質をもっている。したがってかくせよと教えられることよりも、常に習慣的に他の人がしているのを見ていて、そのとおりをしようという強い傾向をもっているのである。それゆえに、子供と接触する人は、子供にもたせたいと思う性質、行為、習慣等を自分の行為にあらわすようにしなければならない」
  (『生命の實相』第14巻 倫理篇下/教育編167頁)

 まさに教育は共育(共に育つ)、育児は育自(自己を育てる)なのですね。

                         (平成19年8月31日記) 

 

                                                      

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