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●解説>>
「美点特捜班」のアイデアは、生長の家総裁・谷口清超先生の『愛と希望のメッセージ』25頁にある「特捜班新設主旨」と題した次のご文章を読んだことがきっかけでした。
<<この世では、こらえたり、我慢したり、表面だけとりつくろったりするのでは、到底幸せになれない。徹底的に明るくなり、人のよいところを捜し回ることだ。もしひどく評判の悪い人がいたら、その人に隠されている美点や長所を見つける“特捜班”をつくる。そして時々集って、自分の集めた美点を証拠物件として出し合い論じ合う。そんな会でも持って、明るくたのしくやって行くと、この世は陰欝にならず、人間もまた進歩向上して行くに違いない。
美点捜しの“特捜班”設立の提案理由は、よって件の如し>>
ここにあるようにその人に隠されている美点を捜して発表するとき、その人は無限に進歩向上する意欲が出てくるものです。特に子供は、無限の可能性を秘めています。それを引き出すかフタをするかは私たち大人や親の責任です。
例えば文化勲章受賞者の林武画伯は小学校の先生から「お前は絵が上手だ」とほめられたことで絵が好きになり、遂に大芸術家になったのをはじめ、将棋の元名人の米長邦
雄さんも、小学校一年の時に難しい詰め将棋を解いたところ、近所に住む理髪店のご主人から「天才だ!」と言われたことがきっかけで、将棋の道を志したと云います。
この先生や理髪店のご主人がされたように、父親にはその美点を言葉でズバリと指摘して、生長する意欲を引き出す使命があるのではないでしょうか。
父親の役割について、心理学者の林道義氏は「家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えることである」(『父性の復権』)と指摘しておられます。
この役割を果たす絶好のチャンスが、家族と一緒に摂る食事の時間です。
子供達と一緒に食卓に坐りますと、その短い時間で子供の変化を観察することもできますし、躾もできて家に「父親」という中心をつくることができます。日本の国や文化の素晴らしさも伝えることができます。
そして子供が意欲の出てくる励ましの言葉や美点を伸ばす言葉をかけるとき、食事がよい子を育て、天才を創造する素晴らしい場にもなるのではないでしょうか。
ちなみに『生命の實相』頭注版第14巻には、このような行事を毎日続けることによって「歓びに満たされた家庭は出現する」と、示されています。
<<諸君よ、どれだけでも自分の妻を無限によい妻と思い、自分の良人を無限によい良人だと思い、自分の親を無限によい親だと思い、自分の子を無限によい子だと思え。善く思いすごすことに遠慮するな。どれほど諸君は自分の家族を理想化して考えてみても考えすぎるということはないのであります。この行事を毎日続けよ。諸君の親は、諸君の良人は、諸君の妻は、諸君の子供は日増しにその理想に近づいてくるでありましょう。進歩は絶えず継続する。そして歓びに満たされた家庭は出現する。家族の各員たち互いに相手を理想化して眺める行事にもまして尊い行事はないのであります>>(同書110〜111頁)
>>渡辺家の讃嘆メモ<<
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