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 プロフィール

  私が6歳の長女にピアノを教え始めて半年が過ぎました。父親として、子供と一緒に継続して取り組める“何か”があると良いと思い、自分の趣味でもあるピアノを教えてみようと試みています。
 レッスンをする時間は、主に休日の午後が多いのですが、普段でも夕食を一緒にとれる日には、
15分程度の時間、親子でピアノに向かい合っています。
 

 その時に心がけていることは、できる限り演奏の良いところを探してほめるようにしていることです。間違えたり、よく弾けなかったりしても、なるべく注意しないようにしています。大人でもそうですが、強制されて「やりなさい」と言われて義務的にやっても喜びは湧いてこないと思います。ですから、練習も強制せずに進むペースも、本人のやる気に全て合わせていました。
 しばらくすると、何も言わなくても、長女は学校から帰ると自主的に練習をするようになりました。私が仕事から帰ると、「お父さん、ちょっと聞いて。こんなに弾けたよ」と、まだ教えていない曲まで聞かせてくれるのです。そんな時は、さりげなく「こうしたらもっといいよ」と助言しながら、弾き方を教えていきます。

 つい先日、「聖者の行進」を練習していた時の事です。
長女:「聖者ってなーに」
私 :「人の悪口を言わない、みんなの幸せを願っているすばらしい人のことだよ。」
長女:「へえ、そうなんだ。私も聖者になりたーい」

 その様子をみていた次女は、長女と私とのピアノの練習がうらやましかったのか、レッスンをはじめようとすると妨害するようになってきました。次女には「いつもお姉ちゃんばっかりお父さんと遊んでいていいなあ」という思いがあったのだと思います。
 そこで妻が、次女とも特別な時間を持ったらどうかという提案をしてくれましたので、私の休日である木曜日に、次女の通っている幼稚園に自転車で迎えに行き、時々、ごくわずかな時間ですが、そのまま二人で遊びに行くことにしてみました。次女と一緒に公園でブランコ、すべり台、かくれんぼをして、一通り遊び終わると、本屋さんで絵本を見たり、ドーナツショップなどで一緒におやつを食べながら、次女の話にじっと耳を傾けたりします。話を聞いているうちに、気がつけば、コーヒーカップ片手に居眠りをしてしまい、次女に怒られることもしばしばですが(笑)。
 実際、子供も大人と同じで、自分の周りで起きた色々な出来事、嬉しかったこと、悲しかったことを人に聞いてもらうだけで嬉しくなるものだということがよくわかりました。
 このふれあいの中で、次女が道ばたの花に必ず感動して「きれいだなあ!」と言うほど花好きであること、また絵を描かせると7色の洋服を着た人物を描き、色彩感覚に非常にすぐれていることなどの長所がたくさん見えてきました。

 このように、子供と接する機会を増やしていると、自然に子供たちの長所を発見することができるようになってきました。また、子供たちとの一対一の時間を持つようになって、妻の育児に対する精神的負担も少しは楽になったのではないかと思います(実際はどうかわかりませんが・・・時々ですから)。
 昼間、母親がどのような思いで子供の世話をしているかということについては、夫の立場からは見えない部分がたくさんあり、子供がどんな時にどんな行動を取り、どんな発言をするのか、子供と過ごすことで初めて色々なことに気がつきました。日々、家庭を守りながら子育てをしている妻は本当にすごいと思います!

 私の休日の午前中、長女と次女が小学校と幼稚園に行っている間、私は1歳の長男の相手をして遊んでいます。その間に、妻は洗濯やたまっていた家事にじっくりと取り組むことができますし、私も充分長男と接することができます。この長男がどんな長所を持っているのか、また見つけ出すのを楽しみにしています。

                                  (平成19年11月6日記) 

 
++解説++

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