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●≪解説≫
私が子供の教育で気を付けていることは、子供とコミュニケーションを取ることです。これも回数を多くすれば良いというのではなく、子供が出しているサインを良く観察して、タイミングを外さずにコミュニケーションをとることが大切だと思います。
また子供はそれぞれ異なる素晴らしさを持っているので、それを信じて伸ばすということも大切なポイントです。この「子供を信じる」ということは親にとって根本的なことだと考えています。
今月の講義に書いた長女との体験談は、やはり長女とのコミュニケーションがうまくとれたことが問題の解決につながっていったと思っています。また、その上で子供の素晴らしさを信じたからこそ、ピアノ教室に通わせようという判断になっていったわけです。
また、こんなこともありました。長女がピアノを弾きたいと言い出したとき、我が家にはピアノがありませんでした。そこで「それじゃ、ピアノを神様にお願いしようね」といって長女を含め家族全員で「ピアノを我が家に与えてください」という祈りを始めました。
数日後、ある生長の家の信徒宅へ行った時、素敵なピアノがあるのに気がつきました。まだ、参加者も来ていなかったので、何気なく弾かせて欲しいと頼みました。(実は私はピアノを弾
くのです)そして久しぶりにピアノを弾かせてもらいました。
するとその信徒さんは、「もし家でも弾きたいのでしたらどうぞ持っていって下さい。私の家は狭いし、今は誰も弾いていないから、借りて頂くとありがたいのです」と申し出て下さいました。
その時に初めて、家族みんなでピアノが我が家に来るようにお祈りしたことを思い出し、数日の内に願いが実現したことに驚き、家族みなで喜びました。
しかし最近、そのピアノの持ち主の姪御さんがピアノを弾きたいとのことで、返すことになりました。5年間無料で貸して貰ったので、本当にありがたかったです。そこで調律を頼み、感謝を込めて返却致しました。
その後、私たち家族は別のピアノを探すことになりました。また前のように神様にお祈りをしましたが、二週間経ってもなかなか良い話が出て来ません。どうしようかと思っていたら長女が一言、「お父さん、ピアノは買わないと家には来ないよ」と告げました。
「成程、そうだなぁ・・・」と娘から教えられ、楽器屋を家族で回りました。何故私が選んで与えなかったかというと、実際に店に行き楽器を見せて、長女を始め、妻や他の二人の子供達の意見を聞いて決めたかったからです。

それからいろいろ調べたあげく、電子ピアノを購入することにしました。それは三つの理由からでした。一つは引っ越しの際、電子ピアノであれば軽いこと。二つめは、電子ピアノだと値段が安く、また夜中でもヘッドフォンをつけて練習できること。三つめは、そのままコンピュータに繋げば、インターネットのHPに演奏を載せることができるので、日本の両親にも聴いてもらえるという点でした。
しかも、音はハープ、オルガン、木琴、ギターの音と色々出るので、一番下の3歳の子供も喜んでピアノと遊べます。つまり家族皆にとって素晴しいものが与えられたわけです。
そのとき家族で祈っていた言葉は、「家族のみんなが喜んで満足するピアノを与えて下さい」というものでした。
このようにピアノの選択に当たっても家族の意見を聞いたり家族で現物を見に行ったりすることで子供とのコミュニケーションがうまくとれるようになります。私はこれからも子供達と真正面から接し、機を逃さないコミュニケーションをしていきたいと思っています。
(平成17年10月4日) |