生長の家本部講師  相愛会部   黒田 正
 私は昭和24年、その当時は道路の端に堀があって、きれいな水に柳がそよぐ柳都(りゅうと) と言われた新潟市で生まれました。現在、52歳になりました。子供の頃、50歳を過ぎた父親を見て、 父親の威厳は認めつつも「年寄りにはなりたくないもんだ」と思っていました。しかし、時の流れ は実に早いもので、その立場が完全に入れ替わり、今度は、子供から自分が見られる立場になって しまいました。子供から見た私は、どんな親父に映っているのでしょうか。大変興味があるところ ですが、今まで一度も子供達に聞いた事はありません。

 今時の父親は、自分の存在を置く居場所がないと嘆きます。会社ではリストラで、居場所 がなくなり、家庭にあっても、長らく企業戦士として働き続けた結果、皮肉にも居場所 がなくなってしまい、一家団らんの時には、隅に追いやられると言うのです。幸いにして、私には、 勤務先では居場所がありますし、家庭でも、私が帰宅すると定位置を空けてくれて居場所 に座ることができるのです。

 さて、わが家は、妻と、長男(24歳)、長女(23歳)、二女(17歳) の5人家族です。3人の子供達はそれぞれの個性を発揮して伸び伸びと成長してくれました。
 最近あった話。高校に通う二女が、問題のあるクラスメ−トのために、お祈りしたというのです。 人のために祈るという心持ちが嬉しくて、二女の姿が輝いて見えました。
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