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 次女の円福寺磨理子さんの手記全文を掲載します。
 当事者が語る不登校に至る動きと生まれ変わりの心の軌跡。子は父を如何に見たのか・・・。

 私は高校生活3年間を適当に遊んで過ごしてしまうのは嫌だと思い、高校2年の春から予備校に通って受験勉強を始めました。私の両親は生長の家を信仰しているので漠然とですが、人の役に立つ仕事をしたい、また、哲学や心理学に興味があったのでカウンセラーのような仕事をしたいと思いました。でも、与えられたことを真面目にこなすことは出来ても、自分で考えて行動するのは苦手だというコンプレックスもありました。

 いつのまにか暗い気持ちになっていました。きっと、潜在意識にマイナスをいっぱい溜め込んで、それがあふれ出てきて、突然勉強が出来なくなったと思います。全く勉強ができなく なって、高3の夏休み明けから2ヶ月、不登校をしました。家に閉じこもって、家族と話すのもしんどくて、一人で泣くことがよくありました。

 学校に行けるようになったのは、卒業できないなんてバカらしい、努力しないで適当に楽しく生きればいい、もう過去のことは忘れようと思ったからです。卒業して栄養士の資格をとれる専門学校へ入学しましたが、やはり試験の日からまた登校できなくなりました。
 もう2度目だから自分はこういう子だ、普通じゃないんだと自暴自棄になって家で好き勝手にしていました。しかし、このままではいけないという気持ちが湧いてきましたが、自分の力ではどうすることもできなくなり、親にすすめられて練成会に参加しました。

 練成会では、座談会や体験談などで他磨理子さんの成人式での人の話を聞いていると自分の悩みは小さいものだと思い、ガッチリ握っていた悩みを放すことができました。講話を聞いているうちに、「自分は神の子で現象はどんな姿でも実相は円満完全である」と、素直に心から思うことができるようになりました。自分が苦しくて自分のことしか見えていなくて、親のことを少しも考えていないことにも気付かされました。私がどんなに母を苦しめたかと思うと申し訳ない気持ちで一杯です。

 一時はとてもうろたえていましたが、すぐに私の実相だけをみて、やさしい励ましの言葉をかけてくださいました。父は「何をしていても神の子なのだから、そこにいるだけで素晴らしい」と言って、常に冷静でした。父が母を支えていたように思えました。
 不登校や引きこもりは恥ずべき体験だと思っていましたが、私を練成会へ導いてくれた素晴らしい体験です。今では不登校やうつになってしまう人の気持ちが少しは理解できます。

 私が家を出られるようになったのは生長の家のおかげです。魂は一番ふさわしい家庭を選んで生まれてくると聞いています。私が生長の家を信仰している家に生まれたのはご縁があったのだと感謝しています。生長の家のお役に立ちたいと思っています。
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