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繁栄ストーリー

真の繁栄のために

大生自動車工業(株)取締役副社長 岐阜教区栄える会会頭
        多和田 美子

多和田 美子

皆様、ありがとうございます(拍手)

能力開発セミナーも今日が最終日でございますので、まっさらな神の子として再出発をしていただきたいと思います。

色々な事があろうとも、全部それは過去の想いや行いの集積が現れて来ただけで、現れたら消えるのですね。

今日からは純粋なる神の子、善のみ、繁栄のみの、素晴らしい出発の日でございます。心から祝福させていただきます。

具体的に教えを実践すること

さて、昨日の食事の時に、町内の他の役員の方より年若く、引っ越して来て間もない、町内会の会長になられた方から、「役員の皆様と上手くやって行くにはどうしたらよいでしょうか」とご相談を受けました。そこで私が行なっている方法をお話しました。

まず役員の皆様全員で写真を撮ります。一番良いお顔をなさってくださいと言って、その写真を皆様方に1枚ずつお配りします。そしてご自分は、その写真を大きく拡大して、下の所に、「この○○町内会の役員の皆様方と大調和でこの1年間、町内の皆様方のお役に立たせていただきます」と書いて、お部屋に貼っておきます。

私は栄える会の役員の皆様の写真も、大きく拡大して、しかもふきだしに、お一人ずつの素晴らしい美点を全部書いて、お部屋に貼っております。

また、他の方からは、お子さんの学校選びについてご相談を受けました。我が家の場合は、息子が東京大学に進学したいと申しました時に、東大の写真を撮って来て、それを大きく拡大して部屋に貼り、下に「平成2年度東京大学文学部に、多和田雅保の籍を作って迎えてくださってありがとうございます」と書いて祈りました。その祈りのとおり息子は志望学部へ入学いたしました。だから、どこでもよいと抽象的に祈るのではなく、具体的に祈られる方がよろしいと答えました。私は以前、「夢宝地図」というものをご紹介しましたけれども、なるべくイラストとか写真を貼って目に見える形で祈ることが大切です。それだけで90パーセントは成就すると言われます。皆様方は、コトバの力、想いの大切さを学ばれましたので、具体的に教えを実践されることをお薦めします。

「知、信、行、証」の積み重ねが大切

真理を学ばれても、何もしないでそのままでは進歩がありません。やはり私達は、まず真理を知り、それを実践してみて証を出す。すると信念が強まり、さらに深く学びたくなる。これを繰り返すことが大切です。始めは小さな事でよいのです。行じて証を立てて、信念を強める。それを繰り返すことによって、確固不動の信念が生まれます。

さらに、どんな祈りでも、書き記すという事もとても大切です。計画を書いて実行し、必ず、「ありがとうございます」と書き付けて行くと、「祈りというものは、この様に叶えられるのだ」という事が立証されて行き、それが強い信念の元になりますので、書くということもとても大切なことですね。どのような問題でも、神様の法則にきっちりと合っていれば、必ず解決できます。

一夜で数億の負債を負う

このことを立証した出来事がありました。私の教区で起きた事件でしたが、呉服屋さんで、栄える会の支部長をしていらした会員さんから、早朝4時半頃に電話が掛かってまいりました。彼の奥さんのご実家は、観光業でホテルを何軒か持ち、観光バスも数台あり、タクシー会社なども経営して、幅広く事業をしておられた。それで義弟である彼は、保証人を依頼され、大丈夫と思って引き受けて判を押してしまったわけです。ところが順調だった経営が行き詰まり、数億の借金が出来て、奥さんの実家は、小さなお孫さんまで連れて、一家全員が夜逃げされてしまったのです。それで気づいてみたら、保証人である彼の家の周りを、黒い自動車に乗った怖い人たちが取り巻いていた、というわけなのです。

「どうしたらよいでしょうか」と言われ、さすがにその様な経験がない私は驚きましたが、直ぐに神想観を実修して真剣に祈りました。すると、「神様の法則に則っている所に何も怖いものはない」という確信が出来たものですから、直ぐに車に乗り、高速道路を飛ばして2時間ほどかかるその方の家に伺い、裏口から中へ入りました。

それでその方にまず申し上げたのは、全部持って行かれても、命だけは持って行かないから、大丈夫。まず、丸裸になる覚悟をしなさいと申しました。

それから絶対に、奥さんのご実家を恨んではなりません。恨むのではなく、一所懸命、その方々の「祝福祈願」をなさいと申しました。

小さなお孫さんまで連れて、夜逃げしなければならなかったそのご家族、どこでどうしていられるのか、どうか無事でいてくださるように、一所懸命に、祝福祈願の聖経を誦げましょうと、私も一緒になって、『甘露の法雨』を誦げました。その一家は、親夫婦と息子夫婦と2人のお孫さんがいる家庭でしたが、若夫婦は嗚咽して聖経を誦げているし、親夫婦の奥さんの方はご自分の実家のことですから、2度ほど失神してしまわれたんですね。

私は2時間ほどそこにいて自宅に帰り、栄える会の会員の皆様に連絡して協力を求めました。

団結して祈り励ます素晴らしさ

岐阜教区では、こういう非常時には、会員に伝令を回して、決められた時間に一斉に聖経を誦げることにしています。

それから男性の幹部の方には、FAXを送りまして、どうか携帯のメールでしっかり勇気づけてあげてくださいとお願いしました。それで皆一斉に行動を起こしました。

また、私は栄える会会員の中に弁護士さんがいらしたので、その方に骨をおっていただいて、色々調べていただいたり、あらゆる手を打ちました。

一方、その彼は、奥さんの実家へ車に乗って向かっているその道中で、対向車がぶつかって来てくれないかと何度も思ったと言われました。死にたい一心だったそうです。ビルに上って屋上から飛び降りて死ねたらどんなにいいかと考えたりもしたそうです。それほど苦しんだわけです。

その後、彼は家も店も空け渡して、小さなアパートに家族全員で移られることになりまして、その間、あちらこちらにお得意さんがいて呉服の売掛などもありますから、毎日のように、高山の方に出かけられました。その道すがら高速道路の下を通って、ゴミを拾いながら行こうと、家族皆で取り組んでいかれたのです。

すると、高山の方が、うちの空家に住んで、そこで何か商売をしたらと勧めてくださったので、小さな餅を造って売る、お茶屋さんのようなことを始められました。

結局、この問題が解決するまで足掛け3年かかりました。そして色々と中に入られた方が調べられたところ、不当と思われる物件があることが解り、それらは競売に掛けられることになりました。

すると若奥さんのご実家が「私達老夫婦にはお金はそんなに必要ないから、私達が競売に参加して、手に入ったらそれをお宅に譲りましょう」と言ってくださり、競売に参加されて、見事に手に入れられたのです。それで必死で祈っていた母屋が戻り、不思議なことが次々と起こって、結局、店も家も戻って来たわけです。

我が家の業であったと気づく

後になって彼からいろいろ聴きますと、初めはやくざの人達に恐怖心を抱いていたけれども、皆さんに励まされているうちに、怖くなくなり、お茶が出せるようになった。すると10日ほどで皆いなくなったそうです。そして栄える会の支部長会議で初めは号泣してお詫びしてばかりでしたが皆に励まされて、その後は会議に出席しつづけられました。この辛い問題を通して凄く勉強なさったのですね。

そして私に丸裸になれと言われても、最初は自分で4代目のこの店は、先祖が汗水流して築いたもの、そう簡単になれるものかとも思ったが、そのような覚悟が大切なのだということが解ったそうです。

また、相手を祝福祈願せよと言われたが、最初はムラムラして来て、どうして一言言ってくれなかったのだろうと思ったし、何より、今回の事は相手の家の業だと思っていた。ところがよくよく考えてみると、父母や祖父母、その前の代を考えても、自分が覚えている限り、皆汗水を流して一所懸命に働いて来たけれども、人様のためになることをして尽くしている姿は見たことがない。呉服屋などは殊に人様の愛念がなければ成り立たないのに、何もご恩返ししないままに来てしまったのではないかと気づき、これは我が家の業であったとしみじみ気づいたと。

そしてその業を消してくださった相手に心底感謝されたのです。その様な心境の変化が次々に起こって、事態はどんどん好転して行ったわけです。

奥さんのご実家も、母屋とホテルをしておられたビルが戻りましたし、この方の財産は3年がかりで全て戻りました。皆さんの励まし、愛念によってそして神様の法則に則って、相手を祝福祈願し、一切に感謝された時に、全てが素晴らしい事になったわけですね。それで、「このビルは私共のものではありません、皆様でご自由にお使いください」と、栄える会の行事などに提供してくださっているわけです。

周囲の問題は全て自分の問題

私自身も深く気づいたことがあります。それは、何故このような問題が私の所に来るのだろうと思った時に、これは人様の問題のようだけれども、実は私の問題なのだと気づいたのです。周りに起こる全ての問題は、全部自分の問題なのですね。

それは神様が、色々の問題を通して、私に深く真理を学ばせて、人様に縦横無尽に真理をお伝え出来るように、導いてくださっている、そのプロセスなのだと解ったのですね。

生長の家の教えを受けた使命とは

ですから皆様方も、現在、色々の問題を抱えていらっしゃるかも分かりませんが、それは皆様方に大きな使命があるからなのです。皆様方は唯単に、この生長の家の教えを受けておられるのではありません。まして百年に1度の不況と言われるこの時期に、ここに座って教えを受けておられるのは決して偶然ではないのです。

皆さんは日本に生を享けられました。万世一系の、常に国民と世界の平和を祈られる天皇陛下を中心に戴く素晴らしい国です(拍手)。

大聖師・谷口雅春先生によってこの生長の家の教えは創められました。先生の書かれた書物も、教えを説かれる言葉も、私達が使っている日本語です。それは谷口清超先生も、総裁になられた谷口雅宣先生もそうですね。私達は、ありがたいことに、先生のお説きくださる真理の言葉をそのままストレートに、生で受け取る事が出来るのです(拍手)。外国の方々は、どうしても誰かの声を介し、あるいは翻訳を介するしか、教えに触れることはできません。その私達の幸せを思う時に、私達はもっともっと真剣にこの万教帰一の素晴らしい教えを学び、実践し、証を立てて、信念を強くして、出来るだけ大勢の方に、「人間は神の子である」という教えを伝えて行く使命がある。だから皆さんはここに座っていらっしゃるのですよ(拍手)。どうか皆さん、その事を肝に銘じていただきたいと思います。

信仰生活は、何も難しいことではないのです。とにかく、神様から与えられている恵みに対して心から感謝し、大いに喜ぶことからはじまります。自分に与えられた天分を精一杯表現し、一人一人が光り輝く人になる。そして「世界平和の祈り」を毎日真剣に行ない、家庭生活でも、家族に喜ばれる人になること。マイナスの言葉を言わないこと。こういうことが大切だと思うのです。

私は毎晩寝る前に、今日一日、お世話になった全ての人々に物に事に感謝してやすみます。一人一人、一つ一つ思い浮かべていると、神様の恵み、人々のご愛念の深さに涙が滂沱と流れます。その思いでやすみますと、翌朝は感謝の思いに満たされて目ざめることが出来ます。

とにかく、神様から与えられている十全の徳に対して感謝することが大切ですね。谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』の150頁には、「神の子である私達は自らが創造者である」と書かれています。また谷口雅宣先生著『日々の祈り』の74頁には「神の無限生命をわが内に観ずる祈り」として、具体的に祈りの言葉が書いてございます。是非お読みになってください。そして感動した個所はテープに吹き込んで聴いてください。

最後に生長の家の教えの真髄、「生命の実相と申候事は」を朗読します。

「生命の実相と申候事(もうしそうろう)は此世界が此儘(このまま)神の国であり人間は其儘神の子なりと申すに候 観ずればそれが現わるるものに候 観ぜざれば現わるる事なし さればこそ心を静めて実相を見よと申すに御座候 現象に如何なる悪顕(あらわ)れ候とも何(いず)れも神の作り給える実在には無之候間(これなくそうろうあいだ)気にかけずに唯実相円満完全なる相のみを観ずれば結局は円満完全なる実相顕るるものに有之候(これありそうろう)」(『新版 詳説神想観』25頁)

ありがとうございました。(拍手)

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