今月のお勉強
今月のお勉強 楽しい子育て体験談 子育て相談室 リンク集

★テキスト
・谷口雅宣先生著書 『小閑雑感part13』
・谷口純子先生著書 『新しいページ』
・谷口清超先生著書 『一番大切なもの』

 菜の花畑の美しさに足を止め、吹く風に春を感じ、心躍る季節となりました。
 お子さん方は卒園、卒業のシーズンを迎え、4月からの新たな環境に向かって心ワクワクしていることと思います。
 先月の宿題、「世界平和の祈りをしましょう」は続けていらっしゃいますか?
 私達の周囲を見回してみると、無償で贈られたものが沢山あることを発見します。この美しい地球に生まれて、数々の素晴らしいものに生かされている幸せを喜びながら、今月は、すべての物に感謝し、調和する生き方を学んでいきます。

すべてのものは一つのいのち
 私たちが花を見て、花の美しさを感ずることができるのは、私たちの生命と花の生命とが本来ひとつであるからですね。花も草も木も動物もさらには山や川や大地に至るまで、自然の営みは、大いなる神の「いのち」によって生かされ、すべてはひとつにつながっています。
 緑輝くこの美しい地球上には多種多様な生き物の営みがあり、私たちもその一員として、地球や他の生き物たちとともに、生かさせていただいているのですね。
 
 現在の子供達が生きていく21世紀の時代、さらにその先の子孫の代まで、美しく住みよい地球を維持するためには、地球温暖化の防止につとめ、子供たちにも自然を愛し地球環境を守ろうとする心を育てていくことが、私達、親の使命でもあり責任ですね。今、地球環境問題は私達人類にとって、早急に取り組まなければいけない課題です。これから先、地球環境をより美しく、住みよい環境にするためには、すべてのものは神の生命、仏の生命の現れであると感謝し、私たち大人が自然を愛し、自然とともに生きるお手本を子供たちに生活の中であらわしていくことが大切です。

きれいな心が美しい地球環境をまもる
 生長の家では自分の人生や環境は自分の心でつくられるといいます。その自分の心の中の思いが、言葉となり、体を使った表現となりますね。この心の中の思い、口で言う言葉、体を使った表情、表現、この三つをコトバといいます。私たちの置かれている環境を含めて人生はコトバで作られるのです。良いコトバによって良い人生がつくるられるのです。
 個人の置かれている家庭環境は、個人のまたは家族のコトバによってつくられますが、地球環境は地球に住む人々のコトバによってつくられます。私達は地球に、そして地球上のすべてのものに感謝して、地球に優しい愛のある行いをしていきましょう。

 谷口清超先生は御著書『一番大切なもの』の中に次のようにお示しくださっています。(44〜45頁)

 「きれいな心」とはどんな心か。それは「神様の心」と言ったら良いだろう。そんな理想的な心の人はこの現象界にはいないかも知れない。しかし「実在界」、「神の国」には全ての善いものがすでに実在する。だから人は本来「神の子」だという。その「神の子・人間」を説くのが生長の家である。だから人は誰でも、悪いことをしたら、それは悪いとわかる。そしてまた、良いことをすれば、「ああ良いことをして良かった」と思う。
 こうして又できるだけ多くの人たちが「善行」の練習をしてゆけば、人々の心は必ず「きよらかになる」のである。それにつれて、水も海洋も、大地の森も緑を取り戻し、植物プランクトンも増えるのである。


神の恵みを常に感じて感謝する生活
 ですから、二十一世紀はまさに「神の子」の本来の「きれいな心」すなわち「神様の心」を表現する人がたくさん出てこなければなりませんね。
 生長の家は立教以来、「神が創造された『本当の世界』(実相)は善一元であり、『悪はない』」という考えのもとに、日常生活を送る中に、「神の恵みを常に感じて感謝する」日時計主義の生活を実践しています。
 もし、これとは逆に「不足を認めて不満を感じる」生活をしていたならば、その不満を満たそうとして、物の奪い合いが生まれます。日時計主義の実践である「神の恵みを常に感じる」ことを習慣にしていきますと、「神の子」の本来の「神様の心」を表すことに喜びを感じる心豊かな幸福な生活を送ることができます。

 生長の家総裁・谷口雅宣先生は『小閑雑感part13』に次のようにお示しくださっています。(19頁)

 それは、人々がより多くの物質的手段を獲得する−例えば、より広い住宅に住み、より大きい自動車に乗り、より高価な衣服を身にまとい、より高価な食品を食べる−ことでは、もはやありません。そうではなく、それは人々が破壊してきた自然をより多く回復し、自然と人間との一体感を深め、より少ない物質手段で人々が幸福感を抱くような生き方を開発し、その生き方をより多くの人類に広めることです。


一人の善い行いが、多くの人の善意や善行を引き出す
 その為に、ライフスタイルを見直して、先ず一人が出来る地球に優しい生き方を始めましょう。道路や公園などにゴミを捨てて、大切な「地球」を汚さないことはもちろんのことですが、生活の中でささやかなことでも、小さな善い行いを積み重ねていくことが大切ですね。
 「レジ袋一枚」くらい断っても何が変わるだろうと思われるかも知れませんが、コンビニやスーパーでは一日にものすごい量のレジ袋が使われています。レジ袋を一枚減らすとCO2が100グラム削減できるそうです。国内の年間使用量は約四百億枚にのぼるといいますから、大変な量になります。たった一枚のレジ袋ですが、私達一人一人がマイバックを持参することを心がけていきたいものです。

 環境に良いことを手軽に行う方法は沢山ありますが、谷口純子先生は、御著書『新しいページ』の中で次のような例をご紹介くださっています。(112頁)

 東京都板橋区の八十九歳の女性は、「亡夫の好きだった街をきれいにしたい」という願いから、毎朝駅前でゴミ拾いをしてきたという。ところがある日、持ち帰ったタバコの吸い殻が原因で、自宅が全焼してしまった。ところがこの女性は、火事の後に知人宅に身を寄せた後も、落胆して掃除をやめることもなく、「一日でも休めば、ゴミが散乱する」と駅前の掃除を続けているそうだ。
 そんな彼女のところには、全国から数十件の励ましの手紙や電話が寄せられた。中には「母子家庭で生活に余裕はありませんが……」とお金を送ってきた人もいる。また、それまでタバコのポイ捨てをしてきた男性が「これからは責任をもってタバコを始末します 」と書いてきたりした。こうして一人の善い行いは、多くの人の善意や善行を引き出していく。

 一人の小さな善い行い、一人の小さな親切な思いが美しい地球をつくっていきます。
 親が愛を出して地球環境を傷つけず、神の子にふさわしい生き方をしていきますと、子供には自然と“自他一体”の心が養われすべての物に感謝できる、素晴らしい社会人になっていきます。

 さて、今月のやってみましょうは、
 ○三正行(神想観、聖典等の拝読・聖経読誦、愛行)の実践をしましょう。○環境に優しい生き方をしましょう。○日時計日記をつけましょう。

 一年間、母親教室で学ばれたことを実践され、明るく豊かで、実りのある幸福生活を送られますことを心よりお祈りいたします。

 さて、「楽しい子育て体験談」も更新され、和歌山県の数見美智子さんの体験談が掲載されておりますので、どうぞご覧下さい。大変参考になりますので是非お読みいただきたいと思います。
 では、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして終わりにさせて頂きます。