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 私の職場は自宅から自転車で三分ほどの場所にある国土交通省広島国道事務所です。国道沿いに建つビルの看板や地下の水道管・ガス管の設置工事などの許認可が主な仕事です。

 夫とは同期に入省したのが縁で平成六年に結婚し、二男二女に恵まれました。

 長男の一馬が歩きはじめた一歳半の頃、仕事と家事の両立に悩みました。一馬の急な発熱などで仕事を休まねばならないこともあり、職場では「すみません」が口ぐせでした。 夫は完璧さを求めていませんでしたが、私はできない自分を責めては自己嫌悪に陥っていました。

 そんなとき自宅のポストに普及誌『白鳩』が入っていたのです。開いて見まして、記事の中の「善き言葉が善き人生を創造する」という一節が心に響きました。また「和顔・愛語・讃嘆」や「夫に対して『ハイ』と素直に従うこと」など、一見当たり前のように思えましたが、省みるとそれらができていないことに気がつきました。

 それから職場でも自宅でも明るい笑顔を心がけ、日常的に夫や子供のことを讃嘆し続けているうちに、心の底から感謝の気持ちが湧き起こってきました。そして私自身が夫と仲良く、喜びいっぱいに生きていたら、子供たちは自然と良い子に育つのだと確信できました。

 夫は三年前に少年野球のクラブチーム「東雲ジュニア」を発足させ代表となりました。それで私も週末は練習や試合に同行し、監督や子供たちの送迎などの世話をするなど、今、わが家は野球中心の生活になっています。

 私自身も所属する地元のバレーボールチームの練習や子供会の役員などで、多用な毎日です。でも職場が近いこともありますし、わずかな時間をやりくりして買い物や洗濯などの家事をこなしています。

 私の一日はまさに分刻みですが、元気一杯の子供たちに囲まれ、忙しいながらも充実した日々を送っています。

広島県 細田亜紀(42歳)

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