寒い日が続きますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?
寒い冬には太陽の光はいとおしく、陽だまりを求め、そのやわらかな光に包まれると神様の深い愛を感じます。当たり前のような自然界の営みですが、心から感謝いたします。太陽のように愛を与え、自らも輝き、周囲をも輝かせる人になりたいですね!
今月のテーマは、「結婚をあきらめない」です。すでに、結婚している方も結婚生活を振り返って、新しい出発の機会となることをお祈りします。
人生の選択の基礎となる“人間は神の子”の自覚
生長の家総裁・谷口雅宣先生は『日々の祈り』の「真我を自覚して「魂の半身」と出会う祈り」に次のようにお示しくださっています。(184〜186頁)
私は今、神さまの御前に座し、「神の子」であることの尊さを観じます。神さま、ありがとうございます。私があなたの子であるということは、あなたの万物の継承者であるということです。(中略)
私は一個の小さな肉体の中に閉じ込められた無力で、寂しい存在ではありません。私は、宇宙に満ち満ちた知恵と愛と生命である神さまと共にありますから、神さまにおいて宇宙のすべての存在と一体です。肉体だけを見ると、私は自分以外のあらゆるものから分離しているように見えますが、“自己内奥の本質”である知恵、愛、生命において、私は宇宙のすべての存在とつながっている幸せな神の子です。
ここに、すべてのものごとの選択の基礎となることをお示し下さっています。
生長の家では、人間は神の子と教えて頂き、神様が創造された本当の世界を「実相」とか「実在」といいます。その“神”とは、善であり、美であり、愛であり、無限智、無限能力であり、「善でないものは存在しない」という、善悪を超えた絶対善、「善一元の神」と教えていただいています。多くの人が、思い煩うのは善と悪という相対的な善を追い回していることにあります。そのような自分の都合を基にした善は、常に不安をともないます。神様は善悪(条件)を超えたところの絶対善の世界ですから、どうあっても善くなるより仕方がないのです。人生の岐路ともいえる結婚についても、この善一元の神を信じて“私は幸せな神の子だ”という自覚があるかないかによってその選択は大きく変わってきます。
魂の半身とは
人はだれでも、幸福な結婚をしたいと思いますが、一般に、その幸福は色々な条件がそろうことだと勘違いしている方が多いように思います。皆さんは、結婚相手を決める時、何に価値を認めますか?容姿やスタイル、優しい人、自分が我儘を言っても怒らないで甘えさせてくれるような人、それとも、学歴が高く収入がよくて生活が安定していること、持ち家、車があること、また親と同居でないこと等でしょうか?そのような様々な条件が満たされていれば、きっと幸福になれると思っていらっしゃるかもしれません。
しかしそれは、相手と結婚するのではなく、相手の条件と結婚していることになります。条件というのは、絶えず変化するものですから絶対的なものではありませんね。そのような条件がある限り、過去や人と比べ、その条件が減る度に悩み苦しむことになるでしょう。そして、そのことから必ず不足の思いが生まれます。“こうでなければ”という条件が大きければ大きいほど、そこから起こる不満も大きくなりますね。
生長の家では、結婚相手のことを魂の半身といいます。
生長の家総裁・谷口雅宣先生は『日々の祈り』の中に「魂の半身」について次ぎのようにお示しくださっています。(192 〜193頁)
“魂の半身”は、自己の目的に奉仕する便利な奴隷ではありません。彼または彼女は、「個」の生活では開発され得なかった自分の魂の未開発部分を、思いやりと理解をもって引き出してくれる観世音菩薩です。観世音菩薩が世の中の音(ひびき)を感じて、それに応じて身を変じ衆生を導いてくださるように、“魂の半身”は私の心の響きを感じて、そのごとくに姿を変じ、私の「神の子」としての真性を引き出し、ともに成長し、ともに楽しみ、ともに讃え合う切実なる体験を提供してくれます。
人間は本来神の子ですから、一人一人が完全な存在ですが、その完全さはまだ十分に発揮されていないので、その表現されていない部分を魂の半身として相手の中に見いだし、魅力を感じ、お互いの知恵を与え合い、愛を与え合い、生命力を与え合いながら、時には摩擦と思われるようなことを経験しながらも影響しあい、結婚生活を通じて共に魂を向上させていく掛け替えのないパートナーなのですね。“人間は神の子である”という魂と魂の結婚であるかぎりにおいてどんな悪条件と見えるものに出会っても、不幸になることはなく、一見不幸と見える事があらわれても、善一元の神への信仰を深めつつお互いの愛情と真心によって二人で乗り越えることができ、二人の絆は一層固く結ばれていくものです。
本当の「幸せ」は与える生活
生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生著『突然の恋』の中に次ぎのようにお書き下さっています。(232〜234頁)
天国と地獄というのは、別々の場所ではないというのだ。そこでは人々は食事をするときには、とても長い箸を与えられる。ごちそうは沢山並べられるが、長い箸でないと届かないところに置かれているのである。長い箸だから、ごちそうをつまむことはできても、自分の口に入れることができない。ところが地獄の住人は、その長い箸で自分の口にごちそうを入れることしか考えられないので、必死になって口に入れようとするのだが、箸が長すぎて食べることができない。ごちそうはみな落ちてしまい、目の前にあるのに、飢えの苦しみを味わうというのである。一方、天国の住人は長い箸でつまんだごちそうを、自分の周りの人に食べさせてあげる。長い箸はお互いに与え合うのに好都合なのである。だからみなおいしい食事を、お腹いっぱい食べることができるというのである。(中略)
天国は、私たちが自分のことよりも、人に何をしてあげるかを優先した時に、今ここに実現する世界なのだった。
人生はどんな場合も、自分の心にふさわしいものが現れてくることになっているのです。相手のために何ができるか、何かしてあげたいという思いで生活すると「与えるものは与えられる」という法則によってより豊かに幸せな結婚生活を送ることができるはずです。ですから、幸せな結婚は様々な条件によって、前もって決まるものではなく、これからの心の向きを、“求める”ではなく、他に対して“何をして差し上げられるか”に向けて実践していきたいものです。
父母、ご先祖様に感謝して、日時計主義の生き方をしていきましょう
生長の家総裁・谷口雅宣先生は『小閑雑感Part19』に、次のようにお書き下さっています。(275頁)
また、結婚に際して考えねばならないのは、自分と親の関係である。よく言われることだが、男は母親との関係、女は父親との関係が、結婚相手を選択する際の重要なポイントになる。これは、意識的にそうなるというよりは、無意識(潜在意識)の世界で、男の子は母親を「女性」の代表としてとらえ、女の子は父親を「男性」の代表として見ながら成長するからである。
女性は、父親をとおして、男性を見、男性は母親をとおして女性を見ることになりますから、自分と父母との関係が意識はしていなくても、人生のすべてのことに関わってきます。生長の家では、「神に感謝しても、父母に感謝しえないものは、神の心にかなわぬ。」とあるほど、父母への感謝は大切なことです。父母への感謝は、自分の出生にも感謝することですから、自分の人生も輝いてきます。そうして、父母や先祖に感謝していると、その明るい心がすべての善き物を引き寄せますから、きっと、あなたにふさわしい魂の半身との出会いが訪れることと思います。日々、三正行(神想観、聖経・聖典読誦、愛行)を実践しながら、毎日『日時計日記に』“神様、ありがとうございます。ご先祖様、ありがとうございます。お父さん、ありがとうございます。お母さん、ありがとうございます。私は幸せな神の子です。最もふさわしい時期に最もふさわしい魂の半身に巡り会うことができました。ありがとうございます。ありがとございます。”と書き続けながら、今すでに与えられている恵みに感謝して、喜びの表情で過ごしましょう。
樹木の有り難さに気づくこと
生長の家総裁・谷口雅宣先生はブログ『小閑雑感』2011年8月28日に「樹木の大切さを思う」と題して次ぎのようにお示し下さっています。
地球温暖化問題が脚光を浴びるようになったことで、植物が二酸化炭素を吸収して酸素を排出してくれることは、多くの人々が知ることになった。しかし、地球を取り囲む大気の構成が、植物の活動なくして現在の状態になりえないということは、あまり知られていないだろう。この大気があることと、その外側にオゾン層があることで、宇宙空間を飛び交わっている大量の放射線が、地球の表面にあまり届かないようになっていることは、重要な事実だ。つまり、植物が存在するおかげで、私たち動物は酸素呼吸ができるだけでなく、放射線による遺伝子破壊の危険からも常に護られているのだ。(中略)どんな地震が来ようが、どんな津波が押し寄せようが、この放射線防護機能はびくともしない。が愚かな人間がそんな植物を大量に伐採し、燃やし、それでも足りずに、大昔の植物であった石炭を地下から掘り出して燃やし、また、生物の死骸だった石油を燃やし続けることで、地球の大気の構成を変えようとしているのである。
このようなことを知ることが、私達の日々の営みを考えなおす機会となるのではないでしょうか?
生長の家総裁・谷口雅宣先生、生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生のブログを拝読いたしましょう。
さて、今月の「感動!体験談」は、滋賀県の北村博子さんの体験事例です。参考になることと思いますので、是非お読み下さい。
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