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WEB版誌友会

2016.1 『スポ-ツでカラダと心を磨く』

2015年12月27日  

★テキスト

谷口雅宣先生著 ブログ『唐松模様』2014年9月8日

谷口雅春先生著 『如意自在の生活365章』

 

お正月休みはどのように過ごされますか。

帰省され、久しぶりにご家族の皆さんとゆっくり過ごされる方、折角の冬休みなので、スキ-やスケ-ト等、スポ-ツを楽しむ方もいらっしゃることと思います。

寒い季節はコタツに入って、テレビを見たり、読書をするのもいいですが、外の外気に触れて体を動かすと血液の循環もよくなり、気分も爽快になりますね。

今月のテ-マは、「スポ-ツでカラダと心を磨く」です。

 

肉体は神の子を表現するための道具

 

人間の身体は、使わなければその機能が衰えてきます。足など骨折してしばらく歩かないでいると、足の筋肉が衰え、歩行のためのリハビリが必要となります。

最近では老若男女を問わず、気の合う仲間と一緒に気軽にスポ-ツを楽しむ人が多くなりましたね。適度な運動を続けていると、心も明るくなり精神的解放感が得られ、体調も良くなります。また、自分にも自信がついて、物事を前向きに捉えることができるようになるものです。このように、体を動かすトレ-ニングは肉体を鍛えるだけでなく、精神の解放と安定にもつながります。

生長の家では、人間の本質は“肉体”ではなく、肉体の奧に神性・仏性が内在している“神の子”であると説いています。実相においては、神の子である人間は完全円満で、何一つ不完全なものはないのですが、現象においては、認めたものが現れるという「心の法則」に従って、色々の姿が現れてきます。私たちが神の子の自覚を深め、その素晴らしさを表現する努力を続けていけば、まだ現象に現れていない神の子の未開発部分を開発することができるのです。私たちがこの世に生まれてきたのは、肉体を道具として内在する神の子を表現する(開発する)ためです。そのためには、肉体が健康でなければなりません。

生長の家創始者・谷口雅春先生はご著書『如意自在の生活365章』の中で、次のようにお説き下さっています。(215頁)

【肉体の健・不健を支配する潜在意識】

肉体は“人間”そのものではないけれども、“人間”の“生命”または、“魂”が地上生活を営む上に欠くべからざる道具であるのであるから、その道具が健康であるか、不健康であるかは、魂が地上で使命を果たす能率に大変な相違を来すのである。しかもその肉体のはたらきは、生命が、肉体の生理作用をつかさどるための媒介である“潜在意識”の状態(想念の内容)によって支配されるのであるから、潜在意識に不純な感情、暗黒な感情などが溜まっていて、生命の純粋な健全なはたらきを妨げることのないように注意しなければならないのである。

 

このように、心の持ち方が身体の健康に大きく影響を及ぼします。心の奥の潜在意識に憎しみや、怒り、悲しみ、屈辱、嫉妬、貪欲、欲求不満、意気消沈などの感情が溜まっていると、潜在意識が純粋に神様から頂いている叡智そのままに生理作用を正しく調節することができなくなり、病気や早期老衰を引き起こすことになるのです。

それを防ぐためには、人間の本質は神の生命を頂いた神の子である、という神との一体感を深める神想観をすることが大事ですが、それと同時に、常に物事の光明面を見る日時計主義を実践し、自然の恵みを体感しながら身体を動かし心をレフレッシュさせると、より効果的に暗い方を向いていた心を明るい方向に転換し健康を増進するとこができます。

 

スポーツで「自然の恵み」を実感し感謝しましょう

 

現代は都市化が進み、世界の人口の半分が都会に住んでいます。日常生活は車や電車を使うことが多く、足を使って歩くことが少なくなりました。現代人は短時間で便利に効率良く行動できる“楽な生き方”を望む傾向があります。“しんどい”からと肉体は使わなければその機能は低下します。車や電車を使った通勤や買い物を、自転車か徒歩にするだけで、とても良い運動になります。特別に何かスポ-ツをしなくても、一日、約8,000歩(20分間は早足で歩いて体に負荷をかける)歩くようにすれば、摂取したカロリ-の新陳代謝がよくなり肥満や成人病を防ぐことができるそうです。

 

生長の家総裁・谷口雅宣先生はブログ『唐松模様』2014年9月8日の中で、スポ-ツについて次のようにお説きくださっています。

 

スポ-ツの良いところは、「肉体の欲望を制御しつつその機能を拡大する」という点だ。これを実現するためには、「肉体の欲望」を超えた目標--精神的目標をもたねばならない。肉体の欲望に振り回されるのではなく、より高度な目標のために肉体を振り回すのである。そうすると不思議なことに、肉体は最初はいやいやであっても、やがてその目標に向かって自分を再組織化しはじめる。そして、さらに訓練を続けていると、肉体は精神的目標の達成に積極的に協力するようになる。つまり、神性表現の道具として正しく機能し、機能拡大さえするようになる。このことが「自然の恵み」だと私は考える。人間の肉体は自然の状態で、「使う」ことで機能を拡大する。私たちの肉体は--筋肉や血管や骨や皮膚組織、そして脳細胞も――「使わない」のではむしろ機能が低下する。そういう性質と機能を自然に与えられていることは、「自然の恵み」の重要部分である。なぜなら、それは「努力すれば向上する」という約束が、自分の肉体に組み込まれていることを意味するからだ。スポ-ツは、この「自然の恵み」を実感しつつ感謝することにつながる。

  

このように、人間の肉体は自然の状態で使えば使う程、機能が拡大するという「自然の恵み」を神様からいただいているのですから、スポ-ツをすることによって、この肉体の機能と性質を体感し、「肉体の欲望」を越えた精神的目標(より高度な目標)を目指して行けば、筋肉や血管、骨、皮膚細胞、脳細胞の機能が拡大して、より素晴らしい神性表現ができるのです。

 

“森の中のオフィス“では、昨年に続いて今年も10月末に「天女山ヒルクライム」が開催されました。甲斐大泉駅からオフィスを通って天女山まで4.6キロメ-トル、標高差370メ-トルのコ-スを自転車で登るレ-スです。

このレ-スに出場した70名の選手の皆さんは、普段から通勤にも自転車を使い日頃から訓練を続けてきた人達です。ゴ-ル寸前まで、限界に挑み、到達した皆さんの顔は目標を達成した喜びでとても輝いていました。

こうして肉体は、欲望を越えた目標に向かって努力を続けていると、肉体がその目標の達成に順応するようになるのです。

あなたもスポ-ツを通して、神様からいただいた肉体とその機能(自然の恵み)を実感しつつ感謝しましょう。そして、大切に世話しながら充分に活用しましょう。それは肉体の欲望に従うことではありません。欲望を制御しつつ、自然と一体である「神の子の本性」を表現することです。

努力すれば必ず向上するという体験を積むことによって、心とカラダが鍛えられ、欲望を越える魂の向上となるのです。

 

今月も普及誌NO.70には、スポ-ツを通して充実した生活を送っておられる人の事例を紹介しております。参考になると思いますので是非お読みください。

また、生長の家白鳩誌友会が全国で開催されています。是非、地元の白鳩誌友会にご参加下さい。