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WEB版母親教室,おとなの親子関係,幸せな子供の育て方

2016.7「しあわせは父母への感謝から」

2016年7月10日  

七月のテーマ   ○しあわせは父母への感謝から

○子供の明るい未来のために

 

 ★テキスト

谷口雅宣先生著 『生長の家ってどんな教え?

               -問答有用、生長の家講習会』

谷口純子先生著 『平和のレシピ』

 

五月には「母の日」、六月には「父の日」、そして七月、八月は、先祖の霊をご供養する「お盆」がありますね。お盆には、家族揃って故郷へ帰省したり、ご実家のお墓参りをする方も多いのではないでしょうか。 今月は「しあわせは父母への感謝から」「子供の明るい未来のために」というテーマで、御先祖→祖父母→両親→私→子供へと続く“いのちのつながり”の尊さ、生命の元への感謝が幸福の基(もと)であることを学び、子ども達にもいのちの根元への感謝の心を伝えましょう。

 

いのちのつながり

目には見えなくても、私たちは、誰もが先祖や父母から“いのち”をいただいてこの世に誕生しています。

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は、御著書『平和のレシピ』の中に、次のようにお書き下さっています。

 

このお彼岸やお盆に人々がせっせと墓参する姿を見ると、多くの人々が肉体の死後も、魂が生き続けることを信じているのが分かる。特に仏教の影響が強い日本では、多くの人が死後一年、三年、七年などを節目として死者の霊を供養する。そこには亡くなった人の魂が迷わずに安らかに眠るようにとの願いと共に、先祖に対して感謝し、自分たちの生活の安寧や護りを祈念するいが込められている。

このような先祖供養のための墓参は、魂のつながりを確認するよい機会であり、大切にしたい行事である。(57頁)

 

目に見える肉体のことを考えると、ご先祖と私たちとは、別々の存在のように思いますが、私たちのいのちは、ご先祖さまの誰ひとり欠けても、ここに生まれてくることはできません。父母があり、その父母にもそれぞれの父母(祖父母)があるからこそ、私たちのいのちがあり、子供のいのちがあります。両親から、さらに10代さかのぼりますと、1024人、20代さかのぼると、およそ100万人、30代では20億人!という膨大な数のご先祖さまがあり、その中のただ一人いなくても、自分がこの世に生まれ出ることができなかった事を思いますと、親からその親、そのまた親へと感謝の思いが拡大しますね。この代々の父母の命のつながり、数限りないご先祖様の喜びや悲しみ、そしてそのいのちを支えてきた自然界や人々の繋がりを想うと、自分のいのちがどれだけの愛念に支えられ、生かされて、今ここにいるかに想いが至り、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになります。それと同時に、自分のいのちの尊さ、そして延々と後に続くいのちのために、よいものを残していきたいと思います。

このような機会に是非、「ご先祖さまが、いのちを繋いでくれたお陰で、あなたのいのちをいただくことができたのよ。感謝しましょうね」と声に出して子供と一緒に感謝の言葉を捧げるといいですね。

 

自然界に学ぶ繁栄と幸福の原点

 

日本は経済的大発展と共に、家族構成が大家族から核家族へと変化し、一家の魂のよりどころである神棚や仏壇は消えつつあることは、残念なことです。

私たちのご先祖様は皆、生き通していて、子孫が幸福であることを願っていて下さっているのですが、私達の心がご先祖さまから離れ、そのご恩を忘れていますと、いくらご先祖さまから愛念が送られていても、私たちは受け取ることができません。それは、いくら放送局からテレビに放送があっても、スイッチを入れてチャンネルを合わさなかったら、聞くことも見ることもできないようなものです。私たちが、ご先祖からの愛念の放送を受けようと思うときは、ご先祖に対する「感謝」というスイッチを入れなければなりません。

 

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は、御著書『平和のレシピ』の中に、次のようにお書き下さっています。

 

私の家では毎朝、神棚の前でご先祖に感謝の言葉を宣べ、加護を願い、お経を読むのが日課となっている。このような先祖供養なら、お墓が近くになくてもできる。

私たちに命をもたらし、魂の教育の場を与えてくれた先祖に感謝することにより、私たちの生活は、土台が安定し、安らかなものとなるだろう。(60~61頁)

 

生長の家では「根」を大切にする生き方をわかりやすく自然界の植物に喩えた、次のような言葉があります。

     

       大地は神様 根は先祖 幹は両親 枝葉は子孫

      枝葉に花咲き 良き実を結ぶは 親に孝行 先祖に供養

 

「大地」が実相円満完全で豊かな栄養成分に満ち満ちていましても、それを「幹」に吸い上げる「根」が枯れたり切れたりしていては、幹や枝葉に栄養分は流れてこなくなるように、健康も繁栄も幸運も万事がうまくいかなくなります。お花屋さんの美しい切花は根がありませんから、どんなにゴージャスに部屋を飾っても、数日で枯れてしまいますね。

 

また、人は父母を嫌ったり反抗していると、自分の人生を知らないうちに傷つけてしまいます。誰でも、大好きな人からもらったものは、大切にしたいと思いますが、嫌いな人からもらったものは、破るか捨てるかして、大切にしないものです。それと同じように、今生きている人生は、親からいただいたものだからです。また、親と子は、お互いに父母となる魂と子となる魂が引き合って、最も相応しい父母のもとに生まれてきています。決して一方的に父母によって生み出されたものではありません。「お父さん、お母さん、素晴らしい人生をありがとうございます」「ご先祖さま、素晴らしいいのちをいただき、ありがとうございます」と「人間神の子無限力・無限生命」を信じて、父母やご先祖様に感謝して、明るい心を現していると、この世界は、自分の心でつくる作品のようなものですから、自分の人生や子供の人生に大輪の花を咲かせ、立派な実を実らせることとなります。

 

ご先祖さまに、感謝の『聖経・讃歌』を捧げましょう

 

また、生長の家は「万教帰一」=全ての宗教は時代や民族が違っても教えの真髄は同じ(一つ)であると考え、各宗派の教えの真理を分かり易く現代語で書かれた

○聖経『甘露の法雨』○『大自然讃歌』○『観世音菩薩讃歌』○『万物調和六章経』等の聖経・讃歌を読誦することをおすすめしています。

生長の家総裁・谷口雅宣先生は御著書『生長の家ってどんな教え?』で聖経読誦について次のようにお教え下さっております。

 

生長の家の聖経は現代語で書いてあることは、読み始めたらすぐ分かります。だから読む側が心を込めて読めば仏様もしっかり聞いてくださると思います。(中略)

そして、聖経を読むときは、仏様に語りかける気持ちで、親しみを込めて読むのがいいでしょう。それは結果的には、自分に語りかけることにもなります。まあ、そういう真理を媒介としたご先祖との心の交流の場として、聖経読誦をされるのがいいでしょう。(177頁~178頁)

 

肉体は亡くなっても、ご先祖さまの魂は生き通していますから、真心を込めて、感謝の気持ちでそれらの真理の言葉を捧げますと「神の子人間」の真理がわかり、子孫の愛念が伝わり、ご先祖さまは嬉しくてたまらなくなり、その喜びが私たちにも伝わってきて、一家一門の喜びとなり、子孫が明るく幸福な人生を歩む基となります。次男だから、三男だから、若いからとか、年とったからとかに関係なく自分のいのちの根元への先祖供養を行っていくと、“魂の土台”が安定して、子孫である私たちにも良い影響を与えるのです。

この七、八月のお盆を機にご先祖様への報恩感謝、また、帰省や墓参ができなくても、父母やご先祖様に感謝の言葉を宣べたり、真理の言葉を捧げることはいつでもできます。そのような感謝に満ちた美しい心がしあわせへと繋がり、子供の未来を明るいものにします。

 

今月のやってみましょう

いのちを繋いでくださった御先祖さまに感謝の『聖経・讃歌』をよみましょう

 

 

食の大切さを伝える

マゴワヤサシイ」の食生活は、元気のモト

 

「マゴワヤサシイ」って、ご存じですか?

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生の『平和のレシピ』に、次のようなことを教えてくださっています。

私は二〇一一年の夏から、わが家の台所の壁に、「放射物質の元素に似た性質を持つ必須ミネラルを含む食品」を箇条書きにしたを貼っている。普段の食事から、充分なカルシウムやカリウムなどのミネラルを摂取していると、私たちの体は、これらの栄養素とよく似た構造の放射性物質を取り込まないそうだ。逆に偏った食事をして必要なミネラルをとっていないと、体はこれらの栄養素とよく似た構造の放射性物質を取り込んでしまうという。

それでは、どうすればいいか。この小冊子には、「玄米とマゴワヤサシイ」でこの問題を克服できると書いてある。(168頁~169頁)

 

「マゴワヤサシイ」は、メ類、マ、カメなどの海藻、サイ、カナ、イタケなどのキノコ類、モ類です。日本の伝統食には、そのような食材が多く取り入れられていますね。人間の体は、私たちが考えている以上に素晴らしい働きをするものですが、その力を発揮し、働かせるために、お母さんが正しい知識をもって食事を用意し、適度な運動で子供の心と身体を健康に保ちたいですね。ですが、過剰に警戒したり、額にしわを寄せて取り組むのではなく、子供の笑顔を想像しながら、明るく朗らかな心で「玄米とマゴワヤサシイ」を、意識して、毎日の食事の中に取り入れてみましょう。子育て中の「ママとも」にぜひそのような明るい生き方をお伝え頂きたいと思います。