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WEB版母親教室,幸せな子供の育て方

2017.7「しあわせは父母への感謝から」

2017年8月4日  

 

・しあわせは父母への感謝から

・子供の明るい未来のために

 

テキスト 『生長の家ってどんな教え?』 谷口雅宣先生著

     『平和のレシピ』       谷口純子先生著

 

幸福の原点

 

夏の朝、プランターに植えた朝顔が上へ上へ茎を伸ばし青や赤の朝顔の花が咲くのを楽しみにせっせと水やりをします。時々水をやることを忘れていると、葉っぱの元気がなくなってしまいます。植物は目に見える葉や花が弱ってくると、目には見えないけれど植物の根が水や養分を吸収し、枝や葉に養分を与えていることがわかっていますから、見えない植物の根にすぐに気を配り、水をやり、肥料をあたえますね。

私たちの〝いのち〟も目には見えませんが、大地である神様から、根である先祖、幹である両親をとおして子孫である私たちにそのいのちは受け継がれ枝葉となり、花を咲かせているのです。花だけに水や肥料を与えても、花も茎も枯れてしまうように、人間が幸福に生活するためには生命の根を大切にすることが必要です。

 

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生著『平和のレシピ』に次のようにお書きくださっています。(22頁)

三百万年の命のつながりの中に今の自分があるというのだが、これも実感として理解するのは至難である。私がこの世に生を享けたのは、生物学的には両親がいたからだ。生まれたばかりの赤子は、自分の力で生きることはできないから、そのまま放っておいたらすぐに死んでしまう。そんな赤子を両親は手厚く保護し、大切に育てる。

理屈を超えて次の世代の命の誕生は、何にも代えがたい喜びだからだろう。そのようにして、親から子へと何十世代も何百世代も、命のリレーが行われてきた。

 

人間のいのちは、神より来たり、祖先を通じ、父母を通じて、神の生命が私のいのちという個生命となって現れています。先祖が何代にもわたり受け継いだいのち、そのご先祖様の誰一人欠けても私たちのいのちは存在しません。自分を中心に両親を10代遡ると1,024人、20代遡ると100万人、30代遡るとおよそ20億人ものご先祖さまがいることになります。神と先祖と父母との生命と智慧と愛とに生かされ導かれ護られて私たちのいのちは今ここに大自然とともに〝生かされている〟ことに思いを馳せると感謝の思いが湧いてきます。

 

 

父母への感謝

感謝というと、何か特別な良いことがあった時や、素敵なプレゼントをもらったときに感謝をする人は沢山いると思いますが、考えてみると、最高のプレゼントはこの世に誕生させていただいたということではないでしょうか。

生長の家では、神の無限の愛が生きた肉体を備えて眼に見え、手で触ることができるように現れてきたのが両親の愛だと教えていただいています。

父母がいなければ、私達は地上に誕生することはできなかったわけですから、自分と親との関係がいかにあるかが自分の人生、また子供の人生に大きな影響を与えることになります。親を憎んだり恨んだりしていると、本当に心から人生が素晴らしいとは分からないし、全ての人々の愛情を心から受け入れることができません。「親を憎む」ことは「自分が産まれてきたことを憎む」ことになるからです。そう意識していなくても、知らず知らずのうちに自分や子供の運命にも影響を及ぼし傷つけてしまうことがあります。生長の家のお経である『甘露の法雨』には「神に感謝しても、父母に感謝し得ないものは神の心にかなわぬ」とあるように、父母に感謝することは、何よりも大切なことです。

 

生長の家総裁・谷口雅宣先生は、御著書『生長の家ってどんな教え?』の中で次のようにお示しくださっています。(218~219頁)

 人間は個人として互いに分離して生活しているのではなく、「親和の法則」によって魂のレベルといいますか、バイブレーション(振動)といいますか、そういう心の状態の近い者が寄り合って家族を構成することになっています。ですから、「○○家」という家系には、先祖代々から一定の魂のバイブレーションがある。これは、個人の積んできた業に加えて、それと全く別ではない、似たバイブレーションを家族や家系が共有しているということです。

 

親と子は「親和の法則」によって、最もふさわしい父母を選び、親子となって、自分が望んで、学ばなければいけない魂のレッスンをこの人生において経験させていただいているわけですから、どんな立場であっても、今、「お父さん、お母さん」と呼ぶ父母に感謝して、その思いを明るく表現しながら今をしっかり生きるとき、魂は生長し、自分や子供にもよい影響を与えることになります。

 

かけがえのないいのちのもとへの感謝

運動会のリレーでは、バトンを渡したら、渡した次の人を一生懸命応援しますね。

いのちのバトンを渡しでくださったご先祖様も、きっと子孫を応援し幸福であることを願っているに違いありません。ですが、ご先祖様がどんなに愛念を送ってくださっていても、私たちの心がそれを受ける心、感謝する心がなかったら、その愛念を受け取ることができません。

人間は肉体ではなく霊ですから、肉体が死んでもその生命は生きています。この生きておられる御先祖の御霊に「ありがとうございます」とお礼を言い、感謝し、真理の言葉の書いてある経文などを供養すると、ご先祖がどんなにお悦びになるかわかりません。誰でも生命が救われ、「神の子人間」の真理が分かり、嬉しくてたまらなくなるのです。するとその悦びが私達子孫にも伝わってきて、一家一門の悦びとなり、救いとなるのです。

 

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は『平和のレシピ』にこのようにお書きくださっています。(59~61頁)

 

 先祖供養で重要なのは、供養する者の心をどこへ向けるかである。墓前に立っても「先祖」とは別のことに心が向いていれば、供養にはならない。逆に言えば、この〝心の向き〟さえしっかりと定めれば、墓地に行かなくても供養はできるのである。(中略)

 私の家では毎朝、神棚の前でご先祖に感謝の言葉を宣べ、加護を願い、お経を読むのが日課となっている。このような先祖供養なら、お墓が近くになくてもできる。

 私たちに命をもたらし、魂の教育の場を与えてくれた先祖に感謝することにより、私たちの生活は土台が安定し、安らかなものとなるだろう。

 

大地は神様 根は先祖 幹は両親 枝葉は子孫

枝葉に花咲き 良き果(み)を結ぶは 親に孝養 先祖に供養

という先祖供養の大切さをとてもわかりやすく現している言葉があります。

 

最近は核家族が多く、家に仏壇やご先祖さまに報恩感謝をお祀りをする場もない家が多いですが、長男とか本家とかにかかわらず、ご先祖を祀り、感謝し供養することは大切なことで、子孫が明るく幸福な人生を歩む土台となるものです。

七月八月は祖先をお迎えし、お祀りするお盆の時期ですね。家族でお墓参りやお仏壇に手を合わせ、子供たちに〝いのち〟のつながりを伝える良い機会です。

改めて自分や御主人の父母やご先祖様に子供と一緒に感謝の思いを伝えましょう。

そして、日常生活の中で子供たちに「あなたは、いつも神様やご先祖様に守られているのよ」と、ご先祖様の誰一人が欠けても私たちは生きていないことなどを伝えて、親自身が父母や祖先を尊び、大切に思う姿を見せていくと、子供は、目には見えないけれど大きな力に守られていることを、なんとなく感じるようになります。そして、その思いは子供の人生の大きな支えとなって、その子のいのちの根を深く広く張らせ、たとえ困難なことにぶつかってもそれを乗り越えて、たくましく生きていくことができます。

 

  • 子育ての中の「食」の大切さを伝える

「マゴハヤサシイ」の食生活は元気のモト

・・豆類、・・ゴマ、・・ワカメなど海藻類、・・野菜、・・サカナ、

・・椎茸・きのこ、・・イモ類

日本には昔からあるおなじみの食材ばかりです。これらの食材を意識することから始めて、毎日の食生活にバランスよく少しずつ取り入れてみましょう。

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は『平和のレシピ』においてこのようにお書きくださっています。(170頁)

 人間の体は、私たちが考えている以上に、素晴らしい働きをする。危険なものがあっても、本来の健全な機能に回復させようとする力は大きい。その力を最大限に発揮するには、免疫系を活発に働かせるとともに、正しい知識をもって栄養を取り運動をし、いたずらに怖がらず生活することだ。免疫系は、明るい朗らかな心、日時計主義の生活によって活性化する。

 

日本には昔から、身土不二(身体〈身〉と環境〈土〉はバラバラではありませんよ〈不二〉:地元の旬の食品や伝統食が身体によい)という言葉があります。健康な水と空気、土と太陽の中で育った恵みを感謝していただき、自然のリズムにそった食事と適度な運動で子供の心と身体をきたえましょう。

 

  • やってみましょう-『日時計日記』書きましょう-

いのちを繋いでくださったご先祖さまに感謝の『聖経』『讃歌』を読んでみましょう。

 

さて、今月の普及誌「白鳩No88」も大変参考になりますので、併せてごらんください。また、全国で開催されています生長の家の「母親教室」へのご参加を心よりお待ちしています。